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shape of lights: Ambiguous sky

作品を作る前、iPhoneのカメラロールに何かヒントが無いか見直していたら、
夕焼けや雲など空の写真を何十枚も撮っていて、
そういえば昔から散歩したりジョギングしたりしながら空をずっと見ているなと気づきました。
田舎者なので空が見える開けた景色が好きなんです。
忠実に再現はしていませんが、大阪の家の近所の散歩コースの河川敷で撮った雲や夕焼け空と、
3年前に行ったアメリカのアリゾナ州フェニックスで衝撃を受けた馬鹿でかい積乱雲を描いています。
これまで描いていたシリーズ作品は絵の中のレイヤーの前後感があまり無い、平面的な絵をよく描いていたんですが、
レイヤーを透過したり飛び越えて前後感をもっとあやふやにした一枚の絵にしたくて挑戦しました。
キャンバスの形は最近意識的によく描いている、
漫画のキラキラ表現や伝統柄の七宝模様を取り入れたラインから作りました。
一見普通の石が割ってみると中は水晶だらけなイメージや、
人間の脳っぽい印象とか色んな見方ができそうな形で気に入っています。

2021年12月に神戸のnick jerkeyで開催した個展で展示。

640×800mm 14days